【 製 造 工 程 】
木材加工40年という時間に培われた知識、そこから継承され、更に鍛えられた技術が製作工程の中にいくつも生かされています。
本物が生み出す質感をお確かめください。
- 原材料選定工程 -
箸木地にあっては、気乾比重の高い材若しくは国内国外に定めず木目の綺麗な材又はこれらと同等の材質を有する用材として選定する。
- 箸形司工程 -
三郎右衛門 蝦夷指物師の経験で定める素性適正樹木を剪定し箸形司耐久性、乾燥状態を確認した後妥協をせず杢目良好、虎杢、縮杢美木を決定する。
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- 刳り貫削工程 -
三郎右衛門 蝦夷指物師が40年毎日愛用の「木工機械」で荒削(端切 側切 底切)、小割、内側刳貫削、外側削、杢目合せ仕上げ作業、治具に500番の紙鑢を付け楕円形を形成する仕上げ作業をする。
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- 楕円形筒型工程 -
蒲鉾状に整え杢目合わして接着乾燥。この時反っているか捻れているかを確認しながら上蓋を合わせ、何度も調整・確認する。軸型枠に合わして鑢削りを行う。
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- 木固含浸蜜蝋工程 -
樹木の特性を知りながらもセルロース結晶化が安定する迄木固含浸処理を施し、甘にゅうオイルを染込ませ地蜂蜜蝋でバフ仕上げする。
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- 商標印入魂工程 -
受継がれ拘りぬいた探求心・好奇心・妥協を許さない三郎右衛門の心を、箸形司に商標印入魂としてレーザー加工で彫りいれる。
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